問題山積 さらにどん!

観劇とか、自分のすきな役者とか、すきな舞台とか

ファンのカースト(お金を落とすのが正義なのか?)

微妙なタイトルになったけど、

ここでは、舞台俳優に関してと話を限定しておく。

テレビを主戦場にしている俳優は話がややこしくなるから、比較としては出すけど、今からの話には想定していない。

 

さて、ずーっと永遠に繰り返される話題で、

「舞台見に行けないけど、●●への愛は誰にも負けません」

「歴=ファン」「お金落とす(グッズかう、舞台通う)=ファン」じゃない!

 

っていう発言と、

 

それを「茶の間がなにいってんの」と見下す古参ファン…というのはたぶん、

ずっと相容れないんだろうな、と思う。

もうイスラムキリスト教の聖戦みたいなもので、己の信じるものがまったくちがうのだから相容れない。

 

ただ、この場合ちょっと面白いのは「宗旨替えはありうる」ということ。

お金の問題と歴の問題はちょっとちがうんで、わけて考えないとややこしいことになるんだけど、特に「歴」はいつのまにか、「歴=ファンじゃない」っていってた子が、「にわかが」って古参側にいたりする。

 

歴だけでいったら、とにかくいつから知ってるかっていうシンプルな部分だからわかりやすいんだけど、実はここも複雑。

昔から知ってた、と言う人も、間は全然ノータッチとかもいたりする。

そこでもちだしてくるのが、「どんだけ現場にいたか」っていう尺度なのかなあと。

歴はねつ造しない限り、最初からきまってしまっているけど、どれだけ熱心に応援してるか、どれだけ通っているかというのは今後の努力次第でなんとでもなるわけで。

 

さて、

私はいろんなモノに優先して見に行く推しが二人いる。ジャンルは違う。

若い推しのほうは、ほぼデビューから見てる。公の席という意味では、お披露目のイベント見てるからまちがいない。

そのあとも、なんだかんだで舞台作品はほぼ全部みてるし、映画も大概みているしで、そういういみではかなりの濃いファンだろうと思う。

…まあぶっちゃけいえば、「見てはいたけど一押しではなかった」期間は結構長い。自分で認めてなくて、でも推しだったよ、っと言われ初めてから自分が認めるまで三年かかったけどね。

 舞台も相当通っているし、グッズも買ってる。そういういみでは金を落として現場にいってる。かなり昔から。

 

もうひとりの推しは、大ベテランのおじいちゃんだ。

私が生まれる前から芸能人で、とにかく、まだ活躍してくれてる間は(年齢的にもういつやめてもおかしくない)追いかけたいとおもって追いかけている。

幸いまだまだお元気なので、当分は見られるだろう。

こちらの歴は全然短い。

デビュー当時のファンのおねえさまだってごろごろいる中で、うん十年前から存在はしってるけど実際においかけはじめてまだ一〇年未満なんて、にわかもいいところ。

 でも、ベテランのファンのおねーさまがたには大変おせわになっている。

 

この二者では、まさしく私は聖戦の反対側に位置しているのだ。

だからこそ、私は言いたい。

金を払うからファン、払わないからファンじゃない、お金払ったほうが偉い、とは思わないけど、

いままで推しの芸能活動をささえてきたのは、古参のファンがお金落としたからだよねと。

 

そこを「無価値」のようにあつかう新規ファンの発言にむかっぱらがたつ古参の気持ちは正直わかる。

まあでも、おかねはらったから偉いわけじゃないとほんとに思います。ファン活動はそれぞれで、状況も環境もあるでしょう。なのに、そこにカーストを作ろうとしたり、そのカーストを打破しようとするからそんな話になっちゃうんだろうなと。勝手な推察です。

 

つづくかもしれない。