問題山積 さらにどん!

観劇とか、自分のすきな役者とか、すきな舞台とか

ココア男。(そのいち)

今日で、ココア男。が解散して5年。

活動期間2年、もう解散してからのほうが長いのに、なんだかとても印象的だったグループ。

 

わたしも、たぶんココア男。の活動がなかったら、ここまで勝吾くんを応援してなかっただろうなと思う。 

 

一時期、ココア男。の活動は、勝吾くんの役者人生を考える意味で回り道だったんじゃないの?と思っていたんだけど、(でも好きなんだけど)

でもいま思うと、あの回り道は、たぶん彼にとってものすごい意味のある回り道だったんだろうなと思う。役者の経験値はたしかにおくれをとったかもしれないけれど、シンケンジャーおわった直後にそのまま放り出されてたら、へたするといま、勝吾くんは役者やってなかったんじゃないの、とさえ思う。

 

 

シンケンジャーの直後から、勝吾くんが、バンドを組むことになったのは知っていた。番組企画で、本人弾いたこともないのにギター担当!
「帰ってきたシンケンジャー」のメイキングで「俺弾いたことないのに、ギターなんだよ」ってりんちゃんに言ってるのは多分この話。

まあでも、チェックはしてるけどそんなに興味はない、そんな状況だった。メイン関西だったし。

ただ、東京のお披露目イベントが、サンシャインであると聞いて。長い友人(いま一緒にぶたいにいってる人です)と、別舞台に夜に行くことになっていて、その前にのぞけるからどうかしら?と誘われて、せっかくだしとその気になった。

あのサンシャインがなかったら、私は鈴木勝吾にここまではまっていなかったかもしれない。

ココア5人のうち、知っているのは勝吾くんだけ、という状態なのに、このおひろめイベントのトークがまた面白かったのだ。

自由気ままに動き回るイデタク。
となりの人一番ちびちゃいこーちゃんの上着の裾をにぎってた(いやほんとなんだよ!)細貝のけいちゃん。
トークがむっちゃおもしろかったケンケンとこーちゃん。
ウリがかわいい笑顔しかなかったしょーごくんが気の毒なぐらいだった。

とりあえず、CD買おう、活動チェックしよう。
そういうふうに一緒にいった友人と決意して、みれなかったヘブンズロックの集中上映にも行って。

これがまた面白かった。
まあ中身はくっだらないコメディだったんだけど、とにかく前後のトークが面白い。
ココア男。といえばやっぱりトークなんだけど、私がココアが好きになった最大の理由はやっぱりケンケンを中心とするトークだなあとしみじみ思う。

あと、曲が基本的にものすごく好みだった。
これは私がよく聞いてた時代のシンプルなロックにテイストが近くて、たぶん曲だけ聴いても「好きだ」ってなってたと思う。この曲でどかんとおちたのは「リバース」なんだけどそれはまた後の話だ。

ココアの衣裳は、1年たったころから吉田ナオキさんがトータルで手がけるようになった。今でも、ココアの元メンバーがなんかおしゃれな格好をするときはナオキさんのスタイリングなことが多い。あのときの信頼関係が今もつづいてるんだなと思う。
とにかく、ココアのかっこいい衣裳といえばナオキさん。
ほんとにあのテイストがすき。今でも、ココアメンバーで、「お?!」と思うカッコのときって、ナオキさんだーってあとでわかってすごく納得する。

同じく、ヘアメイクも、薄ミュの加奈子さんが手がけてると、半分ぐらいの確率でそうだな、と解る。これはもうほんとに面白い。
(みわけるポイントは、でこをかくさない・である)